お詫びと訂正

 

漏水の原因は瓦の割れと言っていましたが、その後の調査でベランダ防水（ゴムシート防水）の劣化によるゴムシートのひび割れが原因と判明しました。

　

何度も散水試験をし、コーキングで補修したりしながら散水試験を繰り返し、ようやく原因判明と補修工事まで終了することができました。

　

　

　

本来ならゴムシートを剥がし、下地の点検と補修、ゴムシートまたはウレタン防水の施工が望ましいのですが、お客さんの要望でそこまでの費用をかけたくないとのことでしたので、いわゆる応急処置的な作業（本来お勧めしませんし、補償もできません）で収めることになりました。

 

 

その代わり、漏水原因箇所とその周辺に関してはコーキングではありますが、しっかり分厚く施工していますのですぐのすぐにまた同じ箇所から漏水することはないはずです。

次漏水したら、ゴムシート剥がして下地の点検・補修を含む工事を強くお勧めしますけど、今回はこの作業・処置でお客さんも納得されているので問題ないと判断します。

 

当初の工務店の見積もりとは工事内容も大幅に減少したので単純に比較はできませんが、最終的な点検の費用を含めた工事費用は約１／7くらいで済むのではないでしょうか？

 

何度もお客さんに立ち会ってもらい、散水試験を繰り返すこと5回にしてようやく漏水原因判明し、どこをどうするかお客さんと協議しながら必要最低限の工事で済ませることができそうです。

 

お客さんいわく、工務店の営業の方は漏水場所を一度見ただけでベランダ防水の劣化と決めつけ、天井裏を見ることもなく、散水試験をすることもなく、ただ防水工事と天井の張り替えで見積もり(100万オーバー）をもってきただけで、見積書には、漏水の原因がベランダ防水の劣化でなかった場合（工事しても漏水が止まらない場合）の補償はできないと記載まであり、

お客さんとしては、漏水が止まりさえすえすればいいのに、その補償もないまま、工事金額・内容が適正かどうかの判断もできないのに100万オーバーの工事契約をする可能性があったわけです。

 

 

工事金額に関しては同業者として意見は控えますが、せめて、漏水の原因調査はしてもいいのかもしれませんね。

 

お詫びと訂正ですが、今回工務店の言う通りベランダ防水工事をすれば漏水は止まります。

結果的に工務店の判断は正しかったのですが、

「とりあえず、ベランダ防水の劣化が原因だと思うのでベランダ防水の工事をしときましょう」

で100万をすんなり払える人って多数派なんでしょうか？？？？

 

 

以前は相見積もりって言われると嫌な思いがしていましたが、今では、私の提案した工事・見積もりが適正か？是非相見積もりをとっていただきたいと思いますしそのようにはっきり言わせてもらっています。

 

工務店だからいい、個人の会社だから不安、という意見はあるでしょうが、

最終的に自分んも家は自分で守るべきものなので、

業者選びも含めご自身の目でしっかり判断してもらいたいです。

 

 

 

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