【コラム：火災保険申請サポート事例】

 

場所：福岡県北九州市門司区

申請時期：2022年5月

保険会社：SP

火災保険申請金額：¥1,290,740

認定金額：¥392,865

【コメント】スレート瓦の屋根で瓦の割れ（ヒビ割れ）が数カ所。

棟板金の変形や釘浮き

　

軒樋の変形・歪み、

増築したベランダの排水溝の落ち葉による詰まりが原因と思われる漏水からの室内天井雨漏り痕、

　　

など張り切って100万オーバーの申請をしました。雨漏り被害が認められれば高額の給付もあり得ましたが、認定金額からは認められてないのかな？と思います。軒樋の変形・歪みは割れなどがない限り認められない感じですね。

 

スレート瓦の割れ（ヒビ割れ）も衝突痕がないと認定されにくいのですが、保険会社によっては認定してくれます。

 

棟板金の釘浮きは経年によることが多いとのことでなかなか認定されないですが、放置しておくと台風の時などに棟板金がめくれあがることがあります（棟って屋根の中で最も風当たりの強いところなんで・・・→ということは、風の影響で徐々に釘が抜けていってる可能性は十分ありますが、突発的な被害ではないので火災保険の対象外になるようです）

 

又、釘が浮いてるってことは棟板金を固定している貫板（ぬきいた）自体が古くなって傷んでいる可能性もありますので、貫板の交換なども考えた方がいいかもしれません。

 

【総評】今回は張り切って高額の請求となりましたが、結果的には40万弱。お客様には期待させた分、残念な結果となりましたが、個人的には妥当に近い給付だったかと思ってます。漏水（雨漏り）の場合、直接の原因が屋根の瓦の割れ（しかもその割れが強風時に飛来物や瓦が飛んでいくなど）などとの関連性が認められた時のみなので、構造上の問題などの場合は認定されないです。

 

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調査手数料：33,000（税込）※福岡市内以外は別途出張費用が必要です

調査手数料は調査に伺った時にお支払い頂きます。調査の結果、保険申請対象外と判断する場合もありますが、調査手数料及び出張料は頂きます。

対象地域：福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県

にて承ります。

 

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