無料屋根調査実施中

0120-34-1634

営業時間 9:00~18:00

雨漏りに関するコラム④「コーキング打ちすぎによる雨漏り」

雨漏りさせないために雨水の侵入経路を塞ぐって考えは否定しませんが、やるなら完璧にしないと、いざ雨水が入り込むと出口も塞がれているので、屋内に漏水という形で侵入してしまいます。

 

瓦は1次防水であり瓦だけで漏水を防いでいるのではありません。

 

そこを間違えると、瓦と瓦の隙間をコーキング材でガッチガチに塞ぐ施工をしてしまいます。

実は、この方法は一時的には有効で比較的施工も簡単で、屋根に関する知識や経験があまりない業者や、そもそも屋根に関する経験のないお施主さんがやってしまうことが多いです。

 

写真ではわかりにくいのですが、いわゆる瓦の縦横にコーキング材で瓦をぺったりとくっ付けていました。

 

コーキング材が隙間をしっかりと塞いでくれているうちは雨水が侵入することはないので雨漏りすることはないでしょう。

 

でも、コーキング材も劣化します。

 

屋根は常に陽を浴び、雨風にさらされているわけです。

 

コーキング材の劣化したところから雨水が入りだしたらどうなるでしょう??

 

本来なら瓦と野地板の間に敷いてあるルーフィング材が雨水の侵入を防ぎます。

これが2次防水です。

 

ただし、ルーフィング材も耐用年数に限りがあり、瓦ほどではありませんから、ルーフィング材が劣化し破れていたりすると、そこから漏水します。

 

話を元に戻し、コーキング材で隙間なく瓦の隙間を塞いだけど、コーキング材が劣化して雨水が侵入したら、出口も塞がれているのでルーフィング材の劣化したところから屋根裏に漏水することになります。

 

不要な過剰コーキングをしなければ多少の雨漏りをしたとしても、一部は瓦の吐き出し部分から排水されますが、コーキングのおかげで漏れなく行き場のない雨水が全て室内方向で吐き出されることになり、被害が大きくなります。

 

ちなみに、過剰なコーキングをしている屋根は我々も調査するにしても、工事するにしてもコーキング材をカッターナイフで切って瓦を外し、瓦を戻す時も瓦に付着したコーキング材を削ぎ落とさないといけないので一手間も二手間もかかります。

 

工事となれば手間かかる前提でやるのでいいですが、調査の段階では、調査後に元に戻すこと考えると、どこから手をつけていいのか考えてしまいます。

調査のためにコーキング材を切って、調査後にまたコーキング打ちをしなければいけないからです。

 

コーキングで塞ぎまくった屋根の雨漏り補修工事は、瓦を外してルーフィング材の敷き直しです。

部分的にやりかえたら、また別のところから雨漏りする可能性があるからです。

 

ちなみにコーキング材ガッチガチじゃなかったら、雨漏り原因箇所を特定し、部分的な補修も可能です。でも全体的にやり替えた方が今後のことを考えると安心ですけどね。

 

また、雨漏りの原因はいろいろ総合的に考える必要があります。

 

例えば、2階の屋根の軒樋が壊れていたりして、その下に1階の屋根があると、2階の屋根で受けた雨水が1階の屋根に滝のように流れ落ちることになります。

 

1階の屋根に干渉する部分はしっかりと機能させていないと雨漏りの被害が大きくなることもありますので、注意が必要です。

 

【この投稿を含む雨漏りに関するコラム】

 

~   ~    ~    ~    ~

ご感想・ご質問は私のリットリンクからのメールや公式ラインなどからでもどうぞ!!

↓↓ のURL(リンクをまとめたリンク集)から『失敗しないリフォームマニュアル」

https://lit.link/jinsukeishida

①リフォーム診断簡単リスト

②リフォーム診断シート

③シニア世代 人気リフォームクイズ

④築年数別の劣化ポイント

⑤塗装工事セミナー

⑥お風呂リフォーム 危険回避

⑦段差解消リフォームの勧め

⑧これからの20年を考えるリフォーム

⑨これだけはしておきいた方が良いメンテナンス

⑩リフォームで嫌な思いをしたくないために

⑪リフォーム費用が高くなる理由(2021/10/12追加)

を見ることができます。

私が◯百万払って受けたリフォーム研修の資料の一部です。

今後ちょっとずつ増やしていきますのでお楽しみに!

また、↓↓URL(リンクをまとめたリンク集)では他にもホームページの施工事例やインスタのリンク、具体的な施工事例集(事例ごとにQRコード付き)、

メールやTwitterのリンクなどもあります。ぜひ覗いてみてください。

https://lit.link/jinsukeishida

雨漏り・災害(台風・地震等)によるご相談は、ハウスメンテにお気軽にお問い合わせ下さい。

TEL:0120-34-1634営業時間:9時~18時

メールでの問い合わせはこちら

営業エリア:福岡市・糸島市・春日市・那珂川市・大野城市・筑紫野市・太宰府市・小郡市・筑前町・大刀洗町・新宮町・粕屋郡(宇美町・篠栗町・志免町・須恵町・新宮町・久山町・粕屋町)・古賀市・福津市

アクセス

〒811-1344
福岡市南区三宅1丁目5番18-103号

0120-34-164


公共機関でのアクセス:高宮駅徒歩5分

お問合せ・ご相談はお気軽に。
お問合せ・ご相談はお気軽に。
  • TEL
  • LINE
  • メール
  • 協力者募集