年末の差し迫ったある日、久しぶりのお客さんより電話がありました。

 

内容は、屋根からセメントの塊のようなものが落ちてきて、ベランダから背伸びして屋根をみたら、棟（よくお客さんは屋根の筋交って表現されます）のつなぎ目の部分が欠落しており、中の土が見える。雨漏りの原因にならないか心配、とのこと。

 

棟の三日月型の漆喰は真横から雨が当たるようなことがない限り直ちに雨漏りの原因にはなりませんが、どこがどのように破損しているのか？他にも破損箇所があるのではないか？

とにかく行ってみるしかないのですが、結構年内はスケジュールが目一杯でした。

 

最近は調査エリアを広げたこともあり、移動距離が半端ないです。

年内行けるかな？ってとこでしたが、ちょうど福岡など九州全体的に雪が降った影響で調査予定が大幅にズレ、長崎県佐世保市の調査が延期になったので、急遽行くことができるよになりました。

 

佐世保市の調査予定の家はまだ雪が残っているとのことでしたが、福岡市内はもう解けていたので。

 

屋根に上がってみると、ざっとこんな感じ。

　

棟が三本交わっている部分は上から普通に雨が降っても雨水が棟の内部に侵入するからあまり放っておくわけにも行かないようです。

 

その他気になる漆喰の割れも複数ありましたので、早速口頭で見積金額をお伝えし、漆喰塗り作業をしました。

車に「シルガード」１袋は常備しているので、補修レベルならすぐに対応できます。

 

棟全体の塗り直しとなると、長さ測って見積書を出し、それから人手も手配しての作業となりますけどね、、、

 

　　

部分的な補修なんでこんな感じです。

気になるとことはこのほかにも塗っときましたんんでご心配ないかと思います。

 

そう言えば、この後高速に乗って福岡県宗像市の調査に行きました。１時間ほど予定時刻に遅れましたが、事前に断りの電話していたので大丈夫でした。

 

今回の漆喰塗り代は税込¥10,000でした。

（事務所から近かったし）

 

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