2025/02/23
雨漏りの緊急対応〜全然オススメしませんがコーキング塗布
福岡市南区の”おうち修理や”
(屋根調査/修理・雨漏り調査/修理・おうちの補修/メンテナンス)
(株)ハウスメンテの いしだじんすけ です
🙀おうちに関するトラブル (雨漏り・修理の事)や
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🚑福岡県内、喜んで伺います🚨
【雨漏りの緊急対応〜全然オススメしませんがコーキング塗布】
数ヶ月前に雨漏り修理をしたおたくからの
雨漏り再発の連絡を受け
対応工事へ
この家の雨漏りは増築部分の屋根で
勾配があまりない屋根のにもかかわらず
(確か0.5寸程度の勾配です)
「板金横葺き」
ですので、
屋根屋に言わせれば
施工不良というか
施工してはいけない施工の屋根
になります。
つまり「雨漏りして当然」の屋根です。
もちろん増築(施工)当初は
屋根材の下に敷いてある
ルーフィング材(屋根防水シート)
が機能しているので
屋根材の隙間から雨水が入ってきても
雨漏りすることはありませんが
ルーフィング材の劣化と共に
雨漏りのリスクは高まっていき
実際に雨漏りが発生してしまいます
そうなれば、基本は屋根のやり替え
つまり「葺き替え」ってことになり
私であれば
「板金縦葺き」〜立平333っていう
ガルバリウム鋼板製の屋根材での
葺き替えまたはカバー(重ね葺き)を
提案します。
ちなみに、横葺きの最低必要勾配は
WEBなどでは3.0寸以上って言われてます。
場合によっては2.5寸以上とも言われますが
3.0寸以上ある方が安心でしょうね
と考えると、
コロニヤルやアスファルトシングル、
一般的な瓦などの屋根材も
3.0寸以上ないと厳しいことになります。
逆を言えば、3.0寸未満(最悪2.5寸未満)
は「板金縦葺き」しか選択肢がないってことになりますね。
まあ、一枚もんの波板や波スレート
みたいな屋根材もあるんでしょうが
住宅向ではないし
あとは、RC造のような
陸屋根(りくやね・ろくやね)
にして、防水処理をするしかないのかな??
つまり何が言いたいかと言えば、
今回の雨漏りの処置としては
根本から直そうとしたら
板金縦葺きによるカバーか葺き替え
しかないってことで
それなりに費用が掛かるってことです。
ただ、その費用は出せないってことでしたので
まずは、雨水の侵入経路と思われる
棟部分をやり替えしました(数ヶ月前)
そして今回雨漏りの再発を受け
正直、屋根屋としての「禁じ手」である
「コーキング塞ぎ」
をすることになりました。
雨水の侵入自体をブロックする方法ですが
「一時しのぎ」にしかならず
いずれ雨漏りが再発します。
しかも、次回雨漏りが再発した場合は
漏れ方が酷くなることになります。
最初は雨水の侵入を防ぎますが
コーキング材が劣化して
どこからか雨水が侵入した場合
逆に雨水の抜け道も塞いでいるため
室内天井に侵入した雨水全てが
漏れなく漏ってきてしまうためです。
でも仕方ありません。
これは屋根屋の独り言として聞いてください。
「増築して2〜30年は漏らなかった」
「以前違うとこが漏ったけど補修でおさまった」
などと言われますが、
0.5寸程度の勾配で横葺き屋根を施工すること自体が
無謀だし、30年もったのは単なるラッキーで
いずれ劣化と共に雨漏りする構造の屋根なんで
雨漏りしてきたら諦めて、葺きかえまたはカバーによる
屋根やり替え(縦葺き)をしてくださいってことです
もし、その費用を出したくないってことであれば
応急処置を繰り返すしかありません。
具体的には
今回のようなコーキング処理をして
コーキングが劣化して雨漏りが再発したら
コーキングを打ち替える(打ち直す)
のを繰り返す(その都度有償です)
コーキング処理なんてせいぜい1年補償程度
なんで、数万の施工費で2年ももてば
ラッキーって思ってください。
ちなみにこの程度の広さ(約20㎡)の屋根を
足場込みで立平板金カバーした場合
50万円オーバーくらいが弊社の見積でした。
ですので、50万強払って
向こう20年くらいを雨漏りの心配なく過ごすか?
数年おきに数万円払って
コーキング打ち替えしてもらうか
建物自体の耐用年数や今後ここに住むであろう年数
今後の使用目的や屋根の必要耐用年数など、
また、予算的なことも考えられて
どう処置するか考えられればいいと思います。
短絡的に見積書を並べ立て
(数社から見積集めて)
安いとこにお願いってしないようにしてくださいね。
やること(お願いする工事内容)がはっきり決まった
のであれば、その施工に対しての相見積もりは
数社から取られて、
施工時期や対応の良し悪し、専門性の強弱など
感じるものもあるでしょうから
選ばれたらいいと思います。
【まとめ】
まとめというか言い訳ですが
今回のコーキング塗布処理は
屋根屋としてはNGな処理ですが
一時しのぎとしては仕方ない処理
とも言えます。
それでも、正論で葺きかえ(またはカバー)
をオススメし、逆に葺き替え以外は
屋根屋の意地としてやらない
っても選択肢としてはありますが
(その方が安心だし、今回のように
無駄に呼ばれることがない)
その家の今後に関しては、私は干渉しないので
どこまでの処理で納得されるかは
家の方の判断なんで
施工の選択肢、メリット・デメリット、見積
を提示し判断してもらって
その判断を尊重し誠実に施工対応させていただく
私はそうして行きます。
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