福岡市早良区で6.5寸勾配の屋根の雨漏り補修工事。

 

一応自分なりに屋根に上がれる限界は5.0寸勾配までです。

できれば4.0寸くらいまでが望ましいけど。

 

ちょうど天窓付近からの雨漏り

天窓ってパッキンの劣化や雨仕舞いの劣化などで雨漏りの原因になることが多いです。

 

新築時は自然光が採れて、ちょっぴり開放感があって、見た目もかっこいいから人気もあるんだけど、雨漏りとか、窓周りが汚れてきたり、天窓付近のクロスがめくれてきたりすると、多くの住人さんが天窓不要論者に変わります。

なんなら天窓撤去して屋根にできませんか？みたいな。

 

開閉式の天窓とかならさらに雨漏りのリスクは上昇します。

 

自分で屋根に上がれたり、勾配もキツくなければ業者さんにみてもらうことも可能ですが、天窓などおしゃれな外観の屋根は勾配がキツイことが多いです。

 

なので、ちょっと気になるから屋根に上がってみようとかならないし、知り合いに頼んでも無理って言われるし、頼んだ業者も足場組まないと点検すら無理って言われます。

最近ではドローンによる屋根点検もありますが、調査費用もかかりますし、調査の結果、原因がわかればいいけど、いわゆる見るだけなんで、触ったり、押したり、引いたり、野地板の痛み具合の感覚とかの情報を得ることは不可能です。

もちろん、ちょっとした汚れやゴミ溜まりの清掃（手で掃く程度）なんかもできません。

 

結局、ドローンで瓦が割れてるのが見つかったとしても、その調査業者が実際に屋根に上がって直せなければ、また違う業者を探さなければならない訳です。

 

前置きが長くなりましたが、

 

今回は何のひらめきかわからないけど、天窓にロープを引っ掛けてロープ伝いに上がる・降りることを考え、そうしました。

　

とはいえ、ロープをうまく引っ掛けるのに一番苦労しましたけどあとは、

なぜか昔購入していた「コロ二アル資材止め」をほぼ初めて使い、足置きになったのでよかったです。

実際に上がって見ると、下からは死角になっていたところのスレート瓦が割れていたことや、瓦の隙間に汚れが詰まっていたこと、水の流れが悪くなっていたのでは？と思える箇所などがわかりました。

できる範囲で掃除し、割れた瓦を接着させ、雨水の入り込みそうなところを塞ぎました。

　

本来なら、水の道を塞ぐを逆に排水できなくなるので、余計に漏水のリスクが高まるのですが、今回は雨漏りの原因箇所の特定の意味合いもあったので、コーキング塗布して、雨漏りが止まることを確認し、今後（数年後）に再発するようなら、今回のコーキングを切って付近の雨仕舞いを見直そうと思います。

 

ロープに捕まりながらの作業としてはこれが目一杯かな？？？

 

作業後数日して、雨天の日がありましたが、その時は雨漏りしなかったとのこと。

 

もうしばらく降水量や風向きも含めて様子はみないと、完全に雨漏りが止まったとは言い切れませんが、とりあえず雨漏りしなかったと連絡いただき、ほっとしております。

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