福岡市南区の屋根工事・雨漏り調査・補修・火災保険申請の　ハウスメンテ　いしだじんすけ　です。

 

最近雨漏りの補修工事をした屋根のことなんですが、

 

瓦も数枚割れていて交換しましたが、全く同じサイズの瓦が売ってなくて、ほぼ同形の瓦を購入し持って行きました。

 

予備瓦が家のぐるりに置いてある場合もありますが、ない場合は購入するしかないのですが、古い瓦や変わった形の瓦はない場合が多く、諦めて割れた部分をコーキング材で接着させるか板金被せるとかするしかありません。

今回はとりあえず似たようなサイズの瓦があったのでその瓦と交換することにしましたが、微妙にサイズや形が違うようで、交換した後の収まりが悪く隙間ができたので、漆喰でその隙間を埋めることにしました。

　　

ルーフィング材（防水シート）がしっかり機能していれば瓦の隙間から雨水が侵入しても雨漏りはしないのですが、ルーフィング材が劣化していると、瓦の隙間から雨水が侵入すると雨漏りの原因となるため、隙間はしっかり埋めとかないといけません。

 

隙間が小さければコーキング材で埋めることも可能ですが、隙間が広ければ漆喰で埋めた方が効率的です。

 

なんだか沖縄の屋根みたいになりました（部分的ですけど）

１枚の瓦の収まりが悪いとその周辺もズレたり浮いたりしますので、最終的に収めるのって結構大変だったりします。

 

沖縄って台風の通り道だったりすることが多いので、住宅は台風対策が施されています。

 

そもそも屋根がない、いわゆる陸屋根だったり、台風で飛んで行ったりズレたりしないように漆喰でバッチリ固定してあったりします。

 

今後、福岡においても大雨だったり台風の被害が出るようになれば、住宅もそれに対応していかないといけませんが、もう建ててしまった家をすぐには建て替えできないので、既存の家を大雨や暴風にも耐えれる仕様にしていかねばなりませんね。

 

瓦止めといってコーキングで瓦同士を接着する方法もありますし、隙間が若干あるなと思える場合は漆喰で塞ぐのも有効かと思います。

 

うちの場合は漆喰というより正式には「シルガード」って材料を使ってます。なので粉から練ることはしません。

 

壁漆喰は粉から練りますけどね。

 

追記で言うとすれば、棟の漆喰が割れていたり、漆喰自体が剥がれて中の土が見えていることもありますが、その部分に雨が大量に当たると雨漏りの原因になりえますので、今まで何もないから大丈夫ではなく（何もないって思ってるだけで気づいてないだけかもしれませんね）築30年を超えている場合はちょっと屋根のことも気にしてあげてください。

 

今後、台風や大雨の被害が増えるようなら、漆喰で見た目も鮮やかな姫路城（通称白鷺城）や沖縄の屋根みたいな屋根が福岡でも見れるようになるかもですね。

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