福岡市南区の屋根工事・雨漏り調査・補修・火災保険申請の　ハウスメンテ　いしだじんすけ　です。

 

【中古アパート購入時の屋根調査】

 

今年の5月に依頼があり、アパート屋根の調査に行きました。

 

正確には、中古アパート購入に際して、購入後に必要になりそうな工事の把握をしたいので事前調査をするなかで屋根の調査依頼が回ってきた感じかな。

 

購入するオーナーさんが、今後この物件をどうされるおつもりなのか知りませんので、ただ現状を報告するだけなんですが、

 

隣の別のアパートの敷地を拝借してそこから脚立を伸ばして屋根の上がり写真を数十枚パシャパシャ。

屋根材の劣化は気になりましたが、塗装するのかしないのかはオーナー判断なので、塗装をお勧めする、って程度の報告にしておきました。

　

それよりも棟包み板金のガタツキの方が気になりましたね。

 

今年は今の所台風が福岡地方はきてないので多分いまでもこの棟包み板金は大丈夫でしょうけど、台風の強風がもろにこの部分に当たると、板金が捲れ上がる可能性があるでしょうね。

　

今ならもれなく板金にビス打ち増しくらいで済むかもしれないけど（下地の貫き板がいたんでいたら貫き板ごと交換になるけど）、板金が捲れ上がってしまったら、棟包み板金＋貫き板交換のセットになりますね。

 

とはいえ、その工事もそれほど高額の工事ではないけど。

 

台風こなければ当分は知らぬが仏ってことになるんでしょうね。

 

棟包み板金って結構こんな感じに外れかけれますので、飛んでいく前に留めの補強しておいた方がいいですよ。

 

最近では貫き板も木材ではなく、人工木を使ってます。雨水で濡れて木が劣化していかないためです。

 

また、釘で留めるのではなくビス留めにしています。釘はよく抜けていくので。

 

まずは、自分の家や所有している物件の屋根が今どうなっているか知るってことが大事ですね。

 

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