福岡市南区の屋根工事・雨漏り調査・補修・火災保険申請の　ハウスメンテ　いしだじんすけ　です。

 

7月中旬に調査に行った福岡県宗像市のお宅の屋根（雨漏り調査）に関して

 

ちょうど7月10日くらいに福岡地方で大雨（気象庁の観測では7月10日 福岡エリアでは降水量198mmとなってました）が降った影響で、その後、普段は雨漏りしないのに急に雨漏りしたって問い合わせが多数寄せられましたが、

 

この宗像の案件もその一つなのかもしれません。

 

実は伺って見ると、外壁は塗ったばかり、外構工事もこれからやりますみたいな感じで、中古物件を購入されてリフォーム中？？って印象でした。

 

そもそも雨漏り調査の依頼をいただいたのが、リフォーム会社の知り合いからだったので外観みてもそんなイメージでした。

 

結局わからず仕舞いでしたが、

 

家にはすでにお住まいで、家の中もリフォームされていて、リフォーム中に雨漏りしたのか、雨漏りの痕を見つけたのか？わかりませんが、せっかく綺麗にリフォームしたのに雨漏りしたんじゃ仕方ない！って感じですかね？？

 

確かに屋根上がってみたら瓦の古さから考えたら築30年前後っていったところでしょうか（もっと新しかったら申し訳ありません）

　

モニエル瓦っていって、私が聞いた話では塗装屋さんが塗装したくない瓦みたいです。

 

そもそも塗装しなくていい瓦なんだと思います。

特別な下地材を使わないと塗装がハゲてくるみたいでクレームになりやすいって聞いたことあります（もしこの件に関して情報あればコメントください：屋根屋なんで知っとけよ！って感じですが、、、）

 

かなり以前も書きましたが、

塗装した方が良い、しなくて良い、してはいけない、などいろいろな立場から言われることありますが、それぞれの立場によって理由が様々なんで一概にこれが正しいって言えないのが事実だと思います。逆にそれが間違いだ！ってことも。結局決めるのは家の方なんですが、決めるにあたって公平な立場から意見を言ってくれる人って大事ですね・・・・・

雨漏りの原因っていくつか考えられたんですが、そもそも瓦に漆喰なりコーキングで補修したあとがあるので以前も雨漏りしたことあるんでしょうね。

この古さなんで棟から解体して棟下数メートル（できれば軒付近までルーフィング材をやりかえたい気分ですが、それ言い出すと屋根全体をした方が言い訳で（葺き直しって言ってます）そうなると費用ももちろんですが、工事部隊を段取りしないといけないので、ちょっとお時間くださいってなります（一人親方なんで！）

部分的って言われると、あとから補修工事したところは大丈夫ですがその付近やその他の場所で雨漏りするとクレームでないにしろ、また同じようなことでお金がかかっちゃいますよね。なんで一応屋根一面の葺き直しの提案はするようにしています。

　

するかしないかはお客さんの判断です。

 

室内の全面リフォームされるんなら屋根も理想は葺き替え、もしくはカバー葺き、または葺き直しでしょうね、しかも雨漏りの歴があるんならなおさらです。

 

今回のケースは家の方　直接ではなくリフォーム営業会社・施工業者が間に入っているようで家の方も以前から住んでいてリフォームをされたのか、中古で購入されてリフォームされたのか、ことの経緯が全くわからないので特に聞くこともありませんが、業者が数社はいっている案件は何かと時間かかるんで、結局お客さんのためにはなりにくいですね、、私も誰に説明していいのか？どこまで話せばいいのか？保険使えるのか聞いてくるし、工事になった場合は工事費用はいつ払ってもらえるのか？などと考えるとあまり関わりたくない案件になってしまいがちです。資料や見積送っても反応遅いしね。

 

7月10日が今までにないくらい降ったから、それ以降も何度も雨降ってるけど、それで雨漏りしてないんだったら騒ぐほどでもないのかもしれないし、、、無事を祈ります。

 

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