福岡市南区の屋根屋（屋根修理・雨漏り修理・調査・火災保険申請・リフォーム工事の相談承ります）の　株式会社ハウスメンテ　いしだじんすけ　です

 

【棟補修工事：強化棟】

 

1年以上前に火災保険の申請でお手伝いさせていただいた家ですが、当時修理業者は決まっていて、もうお願いしているが、その業者さんが火災保険の申請ができないのかしてくれないのかわかりませんが、火災保険の話をされなかったので、火災保険の申請だけ頼まれました。

 

去年の台風の時に棟の先っぽ１mちょっとが崩れ落ち、落ちた瓦で下の屋根の瓦も破損してました。

火災保険は無事におりましたので、あとは頼んだ業者さんに修理してもらってください、ということで終わってたんですが、最近連絡があり、修理をお願いされました。

 

「直したんじゃなかったの？」「別の箇所が壊れたの？」って思いましたが、どうやら頼んでいた業者さんが一向に修理にきてくれないとのこと。

 

なんでまた1年以上放置されているのをそのままにしていたのか？の方が気になりましたが、そういうことならと言うことで伺いました。今年は福岡地方は台風の影響も少なく暇していたのですが、まさか去年の台風の被害の修理をすることになるとは・・・・

 

お客さんの要望としては、形はどうでも良い（見た目は気にしない）

 

とのことでしたので、既存の棟への現状回復ではなく、強化棟にすることにしました。

 

理由は、①同じ棟で組み直すとなると細かな作業が必要となり仮設足場が必要となるために工事代金が高くなる可能性がある（その他の施工でも足場欲しいけど・・・・）②同じ棟で組み直すと、また台風で破壊される可能性がある。③強化棟の方が風災には比較的強い。

 

お客さんも納得していただき、強化棟に破損部分を変更することにしました。

 

【強化棟取付け】

 

棟モードと言われるステンレス製の支持金具を設置し、人工木の棟芯木をのせ、

漆喰で強化棟の土台を作ります。

　

その次に隅巴瓦から取付け、

棟丸瓦をのせビスで固定していきます

既存棟との繋ぎ目は瓦を切って調整し、漆喰で埋めて雨水が侵入しない様にします。

 

【まとめ】

一人で作業したので、準備（ハシゴの設置）や荷上げ・荷下ろし・作業・片付け等時間かかりましたが、予定通り１日で作業が終わってよかったです。

 

見た目はいびつですが機能的には問題ないです。

この日は12月なのに暖かくて暑いくらいでしたが、午後から風が少し吹いて作業しやすかったです。気温が低ければ日本海側の海が近いエリアなんで軒先の作業はしづらかったと思います（軒先の作業で風が吹くとマジ恐怖でしかありません、２Fの屋根の上って結構風が吹くんです😱）

 

次の投稿では棟の破損によって、下屋根の瓦が割れてしまったのでその交換について書きます（書くほどの内容はないけど）

 

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⑨これだけはしておきいた方が良いメンテナンス

⑩リフォームで嫌な思いをしたくないために

⑪リフォーム費用が高くなる理由(2021/10/12追加)

⑫お風呂リフォーム　３つのポイント(2023/6/7/追加）

⑬お風呂リフォーム　システムバス交換(2023/6/7/追加）

⑭お風呂リフォーム　タイミングのはかり方(2023/6/7/追加）

⑮お風呂リフォーム　ヒートショック(2023/6/7/追加）

⑯お掃除によるセルフチェック(2023/6/7/追加）

を見ることができます。私が受けたリフォーム研修の資料の一部です。

今後ちょっとずつ増やしていきますのでお楽しみに！