2023/06/04
熊本市の古民家 現状回復(砂・土壁 編)
5月27日土曜日
5月・6月と日曜日の予定が詰まっていて、なかなか行けそうにないので、土曜日に熊本市の古民家の壁の改修工事に行ってきました。
今までは2階のお部屋の壁の漆喰を塗り直していましたが、次は階段の壁の改修です。
一部ベニヤを貼っているところがあるので、そこは仕上げは木目調の柄のベニヤでいこうと思いますが、もともとは土壁だったはずなので、断熱・耐力的に漆喰の中塗り材で一旦塗ったうえでベニヤを被せようと思います。
まずは、土壁の崩れたところを撤去、養生をして、さらに砂壁を撤去(一部土壁の崩れた部分も取り除きます)
結局土嚢袋で10個弱の砂壁・土壁の撤去をしました(軽めに袋つめして)
いつも感心しますが、昔の家は壁・屋根に大量の土を使っているんだなと思います。
最近TikTokで、森にキャンプで木を切って小屋建てる動画をよく見ますが、ログハウスみたいに丸太を積んでいき、隙間は泥とワラや枯れ草を練ったもので詰めて塞いでいる様子がありますが、
日本の古民家は、柱と柱の間を竹を編んでワラ土を塗って壁を作っていく。
内側は漆喰や砂壁、外側は木の板か漆喰、または土壁、または板金を貼り増しする感じ。
実は、日本の風土に合った建て方なんでしょうね。
別のYouTubeで、ある建築士が木材は200年くらいした時が最も強度が増すって言ってたけど、、、ここであるWEBページからのコピペです。
物理的耐用年数
研究によって異なりますが、木造では65年、コンクリート造では約120年持つというデータが出ています。
木造住宅の耐用年数が22年と言われる理由
まず、22年という数字。先に解説した通り、これは法律で定められた減価償却期間の耐用年数です。税制上決められた期間のため、現実に建物が使用に耐えるかどうかに即した年数ではありません。
木造住宅の耐用年数が30年と言われる理由
もう一点の30年という数字。こちらは以下のような要因が考えられます。いずれにしろ物理的耐用年数というわけではありません。
■キッチン、浴室などの設備寿命が30年
一般的に水回りの設備は20~30年が交換目安とも言われています。それらを一斉に取り換えるとなると大金が必要です。さらに壁紙や外壁、屋根のメンテナンスもしていなければ全体的に老朽化した印象になってしまします。
ってありました。
家自体は大丈夫でも、屋根材やルーフィング材、壁材、防水材、床材など色々な部分の劣化はありますし、設備も古くなったり生活様式が変わることで時代に合わなくなったりしますのでメンテナンスや交換の必要もあります。
あとは数十年以上前に建てた家のメンテナンスができる職人がいるかどうか??または探せ
るかどうかです。そして充分な提案ができるかどうか????
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今後ちょっとずつ増やしていきますのでお楽しみに!
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